オーダーで仕立てる大人のレザージャケット

今年の冬はレザージャケットに挑戦!

長く付き合うものだからこだわりたい
本物が似合う大人が選ぶレザージャケット

本革レザージャケットは、流行に左右されず、着れば着るほど自分の身体にフィットし、色の変化やシワなどの独特な味わい出てくる一生物。
転んでも身を守ってくれる頑丈な素材は、薄手でも風を通さず保温性がいため、冬でもスマートに着こなせるためメンズだけでなくレディースにも注目のモテアイテム。
ジャケットのデザイン、レザーの種類を決めたら、最後に、こだわらなければならないのはサイズ感。肩幅・袖丈・着丈が自分のサイズと一体化ジャストフィッティングが重要。

着心地はもちろん、見た目の印象を良くするスタイリッシュなシルエットのオーダーレザージャケットで、今年の冬は決めてみよう!

①ダブルライダースジャケット

メンズだけでなくレディースのクールなコーディネートにも人気があるデザイン。もともとバイカーの防寒性能をアップさせるために前合わせを二重にしたデザイン。もっとも定番でクラシカルなジャケット。

●使用したレザー

COWソフトヌメ素揚げ ナチュラルシュリンク

②スタンドカラーブルゾン

●使用したレザー

カーフ(生後3か月 仔牛) ソフトスェード シルキー仕上げ

③ボアジャケット

●使用したレザー

オイルヌバック

④ジップブルゾン

●使用したレザー

ホース HBヌメワックスヴィンテージ

⑤タンカースブルゾン

戦車で着用されるジャケットとして開発されたモデル。

●使用したレザー

カーフ(生後3か月 仔牛)ソフトスェード シルキー仕上げ

他にもオススメのレザー

☆ホース ソフトヌメ顔料A-2仕上げ

☆COWソフト仕上げ 紙シボ仕上げ

☆蝦夷鹿ソフトヌメ素上げ

野生の鹿革の原皮。

【レザーの素材の特徴】

レザーの種類が変われば、同じデザインでもがらりと雰囲気が変わる。
レザーの代表的な素材をご案内。

①カーフスキン(牛革)

大人の雌の牛の革(カウハイド)や雄の牛(ステアハイド)は流通量が最も多いレザー。分厚く頑丈なためずっしりとした重量感があり、男らしくハードに見えるのが特徴。逆に、上質で高価とされる生後6か月以内の子牛の革(カーフスキン)や生後6か月~1年の子牛の革(キップスキン)はキメが滑らかで美しく、キズも少なく薄手で軽いため着心地が良く上品な艶感がある。カーフは成牛革に比べ非常にキメが滑らかで美しく、キズも少ないのが特徴

②シープレザー(羊革)

羊皮は柔らかな素材感で毛穴が目立たず、キメ細かいのが特徴。その中でも最高級と言われる「ラムスキン」は生後1年以内の子羊の皮。数ある皮革素材の中でも群を抜いてなめらか。生後1年を過ぎた皮は一般的に「ムートン」と呼ばれ、短く刈った羊の毛皮をそのまま残して加工したもの。防寒能力、 保温性に優れており、着用をかさねていくうちに、独特の風合いとなる。

③ホーススキン(馬革)

しっかりした光沢感が魅力の、高級で生産量も減少中の希少価値が高い馬革。始めは固いが、使い込んでいくことで馴染んでいき、独特な色合いや風合いがあらわれてくる。

④ゴートスキン(山羊革)

手触りは柔らかいのに丈夫。
薄くて耐摩耗性が強い大人の山羊の革。高級靴などにも使用されている。革の表面の個性的な凹凸のシボ模様と、独特な毛穴の形が特徴。

⑤ピッグスキン(豚革)

汚れが落ちやすく、雨にも強い豚革は毛穴が開いていることにより、通気性がよく軽い。豚革は牛革よりも耐摩耗性に優れており、雨にも強く、オイルが抜けてもしっかりしているのが特徴。

⑥バッファロースキン(水牛革)

牛革より固め。独特のシボが最大の特徴。革はやわらかく肉厚に加工できるため、丈夫で、水にも強いとされている。

【加工方法】

同じ皮でも、加工の仕方によってできあがりの味が違う。加工による仕上がりの特徴をご案内。

①ヌメ革
必要最低限の加工しかしていない革。
そのため耐久性や防水はあまりないが、着色もしていないので革本来の色合いや手触りを実感でき、使えば使うほど、革本来の渋みが出てくる。

②オイルレザー
オイルをしみ込ませることで、丈夫さや撥水効果をアップ。しっとりとした手触りと光沢感が特徴。レザージャケットは着古した感じも魅力の一つなので、わざと色むらを出すたにオイル加工をすることも多い

③スエード
革の内側をサンドペーパーでこすり、起毛させたもの。革の内側を表側に持ってくる為、耐久性は弱いが、見映えはソフトで上品。

④ヌバック
革の外側をサンドペーパーでこすり、起毛させたもの。革の外側がそのまま外側に来るので、スエードと比べると耐久性はある。

⑤型押し
革を型にはめて模様をつけるのが型押し。高級なクロコダイルなどを型押しすることによって、安い革でも高級感を出す事が可能。

⑥エナメルレザー
エナメルと呼ばれる塗料を塗った革。テカテカとした美しい光沢が出るのが特徴。衣類よりシューズやバッグなどに使用されることが多い。

⑦銀付き革
革の表面を削ったりせずそのままの状態にしたもの。革の表層がそのまま表に出てくるので、傷のない綺麗な状態の皮しか使用する事ができないため希少価値が高い。表面の毛穴が残っているので吸湿性、通気性が比較的高い。

⑧ガラスレザー
革の表面を削り、顔料などでコーティングしてピカピカに光らせたもの。塗料のおかげで撥水性が高いため水に強く、耐久性が高い。

【手入れの仕方】

安い革と高い革の違いは、革そのものの品質、そして加工の違い。傷やシミのある安い革は、そのままでは使えないので表面を樹脂や顔料で分厚く塗装して傷を隠して仕上げるため経年変化(エイジング)があまり楽しめない。

逆に傷やシミのないい革は、素材の味を活かすために無塗装、若しくは薄い塗装で仕上げるため、保湿クリームやオイルなどの浸透性が良く、エイジングが楽しめる。その為には最低の手入れが必要。その方法をご案内。

①着用後の保管の仕方
着用後は、たたんで収納せず、厚手のハンガーにかけて型崩れを防ぐ。スーツケースやクリーニングの袋にいれるとカビの原因になるため、そのまま吊るしておくのがベスト。

②保管の場所
日焼けを防ぐため、光や太陽の当たらない、日陰の風通しの良い場所に収納。

③オイルの補給
シーズン中は、体温などで、レザーに必要な栄養分がでるためオイルを塗る必要はないが、シーズンオフは、柔らかい布で革用の専用オイルを補給。水洗いは厳禁。

④濡れてしまった場合
雨や雪などで濡れてしまった場合は、なるべくはやく水気を取る。水気を拭いた後は陰干しをして、オイルを塗り込む。

⑤カビが発生した場合
ブラシや乾いたタオルでカビを落としてからオイルを塗る。

⑥ブラッシング
スエードやムートンのような革は、まめにブラシをかける事が長く愛用するポイント。

【レザージャケットの着こなし方】

流行に左右されることなく、一生着られるレザージャケット。大人がスマートに着こなせるスタイリングをご案内。

①シングルレザージャケット
インナーは無地のシンプルなTシャツやカジュアル感のあるチェックやストライプシャツで、キレイめを意識するのがポイント。インナーの丈をジャケットより少し長めにすることで、上にあるジャンバーの裾がウェストの位置に見えて足長に見える。
あわせるボトムはテーパードのきいたスリムシルエットをチョイスして縦長のIラインシルエットを作るのが王道コーデ。

②ダブルライダースジャケット
ハードでロックな印象が強いため、その印象を和らげる事が大人コーデのポイント。インナーはニットやシャツを合わせて上品で優しい雰囲気を。ダーティージーンズやワイルドでカジュアルすぎるブーツは、基本NG。女性は、辛口なライダースジャケットにあえて甘めなワンプースやロングスカートを合わせて“甘辛ミックス”して女性らしくキレイ目に着こなすのがオススメ。

③A2フライトジャケット
スタイリッシュで渋いA-2ジャケットは大人のオシャレなカジュアルコーデにぴったり!身体の動きに支障をきたさない程度に、できる限り身体にフィットしたタイト目シルエットを選ぶ事がポイント。インナーにベストを合わせるのも☆スッキリしたジーンズの相性もバツグン。

④MA-1ボンバージャケット
MA-1は襟がないため、ネック周りにポイントを作ることが上品でカジュアルな着こなしのポイント。インナーはハイネック・シャツ・パーカ―などのジャケットより丈が長いものを選び、ボトムは、細身のニット・チノパンを合わせるのが☆

⑤テーラードドジャケット
女子にも人気のレザーテーラードジャケット。ジーンズにもスラックスにも合わせやすいのが特徴。コーデは、すべてモノトーンでおさえるか、有彩色2カラーまでで、シンプルにまとめるのがポイント。インナーはハイネックセーターやシャツでキレイ目に。

 

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サルトリパーロでは、お好みのデザイン・レザーをチョイスしていただき、見た目も着た感もGOODな、オーダーメイドで世界に一着のレザージャケットをお仕立ていたします。