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撥水加工と防水加工、何が違うの?
2024.06.02

やってきました梅雨シーズン。雨の日に注目したいのは、水をはじいてくれてサラッと羽織れる洋服。この生地の加工は大きく分けると、撥水と防水があります。

撥水加工は、生地を撥水剤で処理し、生地についた水滴を球状にはじく性能を持たせること。布目の隙間を塞ぐことはしないため、空気や蒸気を通し、通気性が保たれるのが特徴。空気や湿気を通さない点での強度は劣りますが、お手入れしやすく、使いやすい素材。撥水性が低下してもお手入れで復活させることもでき、市販の撥水スプレーを使用することで長くきれいに使用可能。*撥水スプレーは、100均でも入手可能です。

防水加工は、水を防ぐ加工。防水加工は、水を撥くよりも強力な機能。防水生地は、生地の隙間を作らないようコーティングされるため、生地の裏側にも水を通しません。隙間がないので空気も通さないため、蒸れやすいという欠点があります。

用途とアイテムに合わせて加工法をチェックして生地を選び、雨のシーズンも快適ダンディにすごしましょう~!