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メルマガ「仕立て屋サルトのファッション塾」8月号【メンズ】
2022.07.23

いろんなニュースが飛び込んで驚いているうちに、自然と秋がやってきます。こんな時代だからこそ、自分を大切にしながら、一日一日を楽しく過ごしていきたいものです。そこで今回は懐かしの映画・ドラマから参考になるファッションをご案内。

■映画史に残る革ジャンを着たカッコいいヤツら

ヒーローが恋した革ジャン

30年以上前と同じファッションをしても、まだ「カッコいい」と許される人がマーヴェリックことトム・クルーズ。G-1フライトジャケットに白Tシャツ、ジーパン。新作『マーヴェリック』でも再現。昔買ったフライトジャケットをクローゼットに眠らせているのなら、今こそ再び袖を通す時。もう捨ててしまったという方や、持ち合わせていないという方はぜひオーダーで。ちなみにトム・クルーズ着用のG-1はお父さんの形見の品。硬いヤギ革ゴートスキンの絶妙な革質と色、襟のボア、全体のシルエットなどチョーかっこいい～/トップガン～トムクルーズ

シリーズによってシングルとダブルにデザインは変わるもののアーノルド・シュワルツェネッガーが着用するクールでワイルドな革ジャンは『ターミネーター』に欠かせない重要なアイコン。男の中の男に着てほしい一着のインナーはTシャツを合わせるのが☆/ターミネーター～アーノルド・シュワルツェネッガー

「お前がこうなりたいと願う理想像が、俺だ」ブラッド・ピットが演じるタイラー・ダーデンの有名な台詞ラストレッド（錆赤）のシングルレザージャケットにダークネイビーのトラックパンツを合わせる
男密度の高いロックテイストコーデ。/ファイト・クラブ～ブラッド・ピット

ロボットが人間の日常生活に溶け込んだ近未来を舞台にしたSFアクション。
赤と黒のコントラストのある牛革ジャケットは、暗い場所では黒く、明るい場所では赤っぽく見え
使い込むほどに赤くなる経年変化が楽しめる。/アイ,ロボット～ウィル・スミス

「怖いもの知らずの男」として尊敬を集める冒険考古学者ジョーンズ教授役のハリソン・フォード。
1981年に初公開された時から同じダメージ感が粋なブラウンのレザージャケットは、年を取ってからますます味の出てきたハリソン・フォードの女房役。/インディ･ジョーンズ～ハリソン・フォード

■洗練された紳士の嗜みは、仕込みの武器

「マナーが紳士を作る」

綺麗に仕立てたスーツ、磨かれたシューズ、整髪された紳士が主人公の新しいクールなスパイ映画『キングスマン』。目が離せない超過激アクションをオシャレなスーツで繰り広げます。スーツを汚さず、礼儀をわきまえたコリンファースのようにビジネスシーンでスーツスタイルを決めていただきたい。/キングスマン～コリンファース

幾度となく映画化されてきた『華麗なるギャツビ-』新たにレオナルド・ディカプリオが主人公に扮し、華やかさで派手な生活を送る謎の大富豪を熱演。小物にもこだわった洗練されたスーツスタイルは必見。/華麗なるギャツビ-～レオナルド・ディカプリオ

グレイ地にブルーチェック柄のスリーピースにグレイのシルクのポケットチーフ、ペルソールの青いサングラスのアクセントが渋い！/華麗なる賭け～スティーブ・マックイーン

ピークドラペルのダークなスリーピースに、糊の効いた白いシャツ。イタリアスーツのルーツでもあるサルトリア仕立てが特徴の、ナポリのスーツをイメージしたモデル/ゴッドファーザー～アル・パチーノ

アルマーニが【ブレザーの帝王】と呼ばれるようになったきっかけは、リチャード・ギアがラフに着た
肩パッドや芯地のような副素材をほとんど使用せずに仕立てたアンコンジャケット。従来の窮屈なスーツのイメージを一新した解放的で快適な着心地が楽しめるジャケットは、エレガントな見た目も徴。/アメリカン・ジゴロ～リチャード・ギア

■そろそろ着てみるか？世界中の男たちを虜にする

ジョルジオアルマーニ

ジョルジオアルマーニ(Giorgio Armani)はイタリアで誕生した「イタリアモード界の帝王」と謳われるラグジュアリーブランド。今シーズンはアルマーニからコート・ジャケットに最適な新作生地が入荷しました。その中から撮って出しでご案内。

■ジョルジオアルマーニのモヘアジャケット
ウールにモヘア（アンゴラ山羊の毛）をブレンドすることにより生地に弾力性が生まれるアルマーニの
生地はシワになりにくく、モヘア特有の独特な光沢感を放ち、なんともいえないラグジュアリーな仕立
て上がりとなります。スマートカジュアルなシーンにおススメのジャケット。

素材/wool 60％・モヘア 40%　　price/order jacket　￥141,900(税別)